この記事の要点(3行)
- SNS上で事実と異なる情報を広められた場合、名誉毀損やプライバシー侵害などが問題になる可能性があります。
- スクリーンショットの保存など、早期の証拠確保が初動対応として重要とされています。
- 警察や法テラスなど公的な相談窓口を活用する方法があります。
①デマ・誤情報拡散が問題になる法的な観点
SNS上で事実と異なる情報を広められた場合、内容によっては名誉毀損やプライバシー侵害などの問題として扱われる可能性があります。どのような評価になるかは、投稿の内容や広がり方、被害の程度など個別の事情によって異なります。
②拡散されている情報が誤りであることの整理
対応を検討する前に、どの投稿が、いつ、どのような内容で拡散されているのかを整理しておくことが役立ちます。投稿のURLや投稿者のアカウント名、拡散の経緯などをメモしておくと、その後の相談や手続きの際に参考になります。
③証拠の保存方法
SNSの投稿は削除されたり編集されたりする可能性があるため、早い段階でスクリーンショットを保存しておくことが重要です。投稿日時やURL、投稿者のアカウント情報が分かる形で保存しておくと、後の相談の際に状況を伝えやすくなります。
④SNS事業者への削除依頼の基本的な流れ
多くのSNS事業者は、利用規約に基づく通報・削除申請の窓口を設けています。誤った情報や権利を侵害する投稿については、各SNS事業者が提供する報告フォームから削除を依頼することが基本的な対応の一つとなります。
⑤発信者情報の開示請求という選択肢
投稿者が特定できない場合、法的な手続きを通じて発信者情報の開示を求める方法があります。この手続きには一定の要件や手順があり、個別の状況によって進め方が異なります。詳しい制度については、法テラスなどの公的機関で相談することができます。
⑥警察への相談が考えられるケース
誤情報の拡散が悪質な誹謗中傷や偽計業務妨害などに該当する可能性がある場合は、警察への相談が選択肢の一つになります。警察庁のウェブサイトでは、都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口の一覧が案内されています。
⑦公的な相談窓口の活用
SNS上のトラブルについては、警察のほか、法テラスなどの公的機関でも相談を受け付けています。状況を整理した上で、複数の窓口の情報を確認しながら対応を検討することが考えられます。
よくある質問(FAQ)
Q1. デマを流された投稿はすぐに削除依頼をすべきですか。
A. 削除依頼を検討する前に、まずは投稿内容やURLなどの証拠を保存しておくことが重要とされています。削除されると証拠が残らなくなる可能性があるため、記録を残した上で対応を検討することが考えられます。
Q2. 発信者が誰かわからない場合、特定する方法はありますか。
A. 発信者情報の開示請求という制度があります。手続きの詳細や進め方については、法テラスなどの公的機関で相談することができます。
Q3. 警察に相談すれば必ず捜査してもらえますか。
A. 相談内容や状況によって対応が異なります。警察庁のウェブサイトで案内されている相談窓口を通じて、状況を説明した上で確認することが考えられます。
注意点
本記事の内容は一般的な情報の整理であり、個別の投稿が法的にどのように評価されるかを判断するものではありません。具体的な事案については公的機関や弁護士に確認することが望まれます。
まとめ
SNS上のデマ・誤情報の拡散は、証拠の保存や記録の整理が初動対応として重要とされています。状況に応じて、SNS事業者への削除依頼や公的機関への相談など、複数の選択肢を組み合わせて検討することが考えられます。
関連記事
免責文
本記事は一般的な情報提供を目的として作成したものであり、法律上の助言や個別事案への適用可否を判断するものではありません。個別の事情については、弁護士や警察、法テラスなどの公的機関にご確認ください。



コメント